臨床心理士指定大学院

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臨床心理士指定大学院コース 各指導科目

指導可能な科目

英語小論文心理学心理統計研究計画書志望理由書口頭試問対策など

英語指導

心理系大学院の授業では、ほぼ必ず英語の文献や論文を扱うために、どの大学院の入試でも英語が重視されており、英語の成績が悪ければ心理学の専門知識がどんなにあっても合格は望めません。また、英語は専門科目に比べて勉強量や実力差が表れやすく、英語の出来が合否を左右することが非常に多くみられます。

大学院の授業では、英語の文献を使い、担当を決め、発表するという形の授業が多いため、入試では内容をきちんと理解しているかどうかを問うような、心理系英文の解釈の問題が中心になります。全文和訳、下線部和訳、全体の要約、内容読解や説明問題など、多くの大学院で出題形式は共通しています。

大学院受験生には、英語の受験勉強から離れて数年あるいはそれ以上経過している方が多く、自分で思っている以上に英語力が落ちていることがあります。また、過去問などを見て大体わかるから大丈夫だと思っていた人も、実際に採点されると思ったほど成績がよくないということもあります。これは英文内容の正確な理解が足りなかったり、心理学の専門用語を適切な形で訳していなかったりということが原因です。心理系大学院の英語では、TOEICやTOEFLなどのように、大量の英文を処理するのとは異なり、細部まで正確に理解し的確な日本語で表現できる精読力が勝負を決めます。そこで、四谷ゼミナールでは次のように三段階に分けて、英語指導を行っています。

学習項目主な学習内容
第一段階 まずは文法や構文などの基礎をしっかりと固めます。文法の問題が出題されることはあまりありませんが、採点者が答案を見れば、文法がどこまで正確に身についているかが伝わります。内容が専門的になり難易度が高くなればなるほど、どんなに知識があっても、正確な構文把握力がなければ、正確に文章の内容を理解することは難しくなります。まずは文法と構文を押さえるということが合格のための第一歩になります。
第二段階 構文を正確に理解すると同時に、心理学の専門用語は適切に訳し、さらにわかりやすく自然な日本語に置き換える必要があります。このため英語構文や心理学についての正確な知識を身につけるとともに、豊かな表現力も必要です。そこで、自分の訳文のどの部分がいけないのか、どう書けば適切な訳として認められるのか、ということを個別指導を通して具体的に指摘を受け、理解することが大切です。HilgardのIntroduction To Psychologyなどの教材を通して心理系の英語に慣れていきます。
第三段階 心理学の専門書や専門誌などを読んで心理学の専門英語に慣れます。専門英語の文献を通して、心理学独特の語彙や考え方に慣れ、内容理解力や要旨を把握する能力を高めることができ、さらにはその文献から心理学の最新の内容も身につけることができるため、専門科目の実力も高めることができます。四谷ゼミナールでは実際に過去に出題された大学院の入試問題などを用いながら、さらに実力を高めていきます。

四谷ゼミナールでは受講生の意欲と学力に合わせ、段階別に力をつけながら合格するための英語指導を行っています。個別指導ですから、受講生は自身の志望やレベルに合わせて始められ、疑問があった場合すぐにその場で講師に質問できます。また、講師は常に受講生の反応を確認して授業を行っていますので、受講される方の理解度や進度に合わせて説明の方法や学習の速度を調整しています。したがって英語が苦手な方や時間がなかなか取れない社会人の方でも効率よく学習を進めていくことができるのです。

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小論文指導

どの研究科でも、専攻に応じたテーマの出題が多くなっていますが、環境や少子高齢化など、どの分野にも関係する社会問題も出題されています。小論文試験に求められるのは、理解力、判断力、表現力です。出題者の意図を正確に読み取り、適切に主題を設定し、論理的に文章を組み立てる必要があります。論文の書き方を教える本は多数出版されていますし、通学・通信の講座も多数開かれていますが、それだけで論文が書けるようになる方はほんの一握りでしょう。一般論を聞いただけで目の前の課題ができるようになるのは、かなり難しいと言えます。

四谷ゼミナールでは、講師が受験生と色々なテーマについて対話し、添削・解説する中で、受験生の問題意識・論理的思考を磨き、合格できる小論文が書けるように指導します。テーマの内容を知らない、自分の意見を持てない、根拠をどう示せばいいのかわからない、すぐ結論になってしまって字数が不足するなど、小論文を苦手としている方に最適です。また、日本語表現力がつくことは、英語の試験や専門科目の試験にも有効ですから、小論文試験がない大学院を受験される方も受講をお勧めします。

法学・経済学・経営学・商学・文学・史学・哲学・心理学・理工学・医学・看護学・農獣医学・福祉系など、どんなジャンルでも練習できます。

小論文の手順主な学習内容
出題テーマの把握出題されたテーマについて、出題者の意図することをどう読み取ればいいのかを解説します。
問題の設定出題テーマについて、論文の主題を何にするべきか、その場合の根拠や具体例や反論はどのようなものが考えられるか、一般的妥当性はあるのかなど、自分だけで考えると独善的になりやすい思考に客観性を持たせる議論を行います。また、自分では考えにくい受講生には、問答法によって漠然とした意識を文章化します。
論文の構成論文をどのように組み立てていくのかを考えます。
論文添削実際に書いたものを添削し、徐々に論理的な文章に仕上げます。
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心理専門科目指導

臨床心理指定校の大学院の専門科目の出題傾向は比較的一貫しており、大半の大学院では、心理学の専門用語の説明問題と、比較的長い論述を求められる論述問題に分かれます。特に最近の臨床心理士試験の傾向に合わせ、臨床心理系のテーマの比重が高くなってきました。さらに臨床分野では、具体例を挙げての論述や、しっかりした専門知識に基づいた上での意見を求められるなど、単なる暗記では太刀打ちできない思考力を求められる出題も増えています。

心理学専門科目の勉強の進め方としては、まず第一に心理学・臨床心理学とも概論レベルの知識の習得と概念の理解をする必要があります。心理学専門科目の試験はほとんどが記述式であるため、臨床など応用分野とともに、その土台になっている基礎心理学の概念や考え方もしっかり理解し身につけていなければなりません。そうでないと、解答にそれが如実にあらわれるため、高得点は望めません。基礎からしっかり理解できているかどうかということは試験官にははっきりとわかりますので、単なる用語の暗記ではない概念の体系的な理解が重要になってきます。

以上のような出題傾向をふまえて、四谷ゼミナールの心理学専門の授業では、個別指導の利点を生かし、受講される方の学力に合わせ、基礎的な心理学概論から臨床心理学・異常心理学などの応用まで、大学院受験に求められる力をつけるための指導をしています。個別指導ですので心理学が未習の方でも安心して受講でき、志望校の出題傾向に合わせたポイントを押さえた説明で、比較的短期間でも必要な知識を効率的に身につけることができます。そのため、なかなか時間が取れない社会人の方や他学部出身の方など受講生にも好評をいただいております。また、心理学を既に学習された方も、大学の授業だけで入試に必要な範囲を全て網羅することは難しいため、学習範囲に偏りが見受けられる場合があります。心理学の個別指導では、入試に必要な分野について未習の単元もしっかり学習していきますので、既習範囲の偏りをなくすことができ受験対策を万全にできます。

いずれの場合も、受験時期や志望校に合わせてスケジュールを組んでいきますので、学習の進度や順序などを調整することができます。

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研究計画書作成指導

心理系大学院の入試で最も重要な書類の一つが研究計画書です。大学院側はこの研究計画書を見て受験生の問題意識や思考力、専門についての知識などを見ます。この研究計画書の内容が不十分な場合、どんなに筆記試験の成績が良くても、合格は難しくなります。したがって参考文献や先行研究を探し、目を通しておくなど事前に準備をして、しっかりと内容が練られたものを作成する必要があります。四谷ゼミナールでは個別指導を通して、受講生の方の興味や問題意識をもとに、研究計画書の構成から完成まできめ細かく指導をしていきます。一般論的な説明ではなく、実際に自分の計画書を使って受講できるのは、個別指導の大きな利点です。

志望理由書・提出書類指導

大学院によっては、研究計画書以外に志望理由書などを提出しなければならない場合があります。志望理由書は面接の時に受験生を理解するための重要な資料になり、それをもとに質問されることが多いため、自分の志望する動機や内容などをわかりやすく的確に伝える必要があります。四谷ゼミナールでは、個別指導で一人ひとりの状況に合わせて指導を行います。

面接試験・口頭試問対策

心理系ではほぼ全ての大学院で面接試験・口頭試問が行われます。特に臨床心理系の場合、多くの大学院で面接にかなりの比重が置かれており、合否に大きな影響をあたえます。また、臨床系では学力だけでなくカウンセラーとしての適性を求められることが多いため、面接を通して自分をどう表現するかということがとても重要になります。四谷ゼミナールでは、個別指導を通して、受講生の方それぞれが持つ経験や能力をどう表現し、アピールしていくかを、一人ひとり丁寧に検討し一緒に考えていきます。そして、合格できる答え方のポイントを理解することで、自分に合った「自分だけの合格のための想定問答」を作成します。この作業を通して、本番の面接においても自信を持って自分をプレゼンテーションできるよう準備を万全に行います。

社会人入試対策

心理系大学院の入試でも、一般入試以外に社会人入試を実施するところがあります。各大学院の受験要件を満たしていれば、語学試験が免除されたり、専門科目の代わりに小論文で受験できる制度です。また、ある程度の社会人経験があれば、短大卒でも大学院に進学できる場合もあります。一般入試よりも学科面の負担が少ない分、社会人経験が評価されるため、出願書類や面接の重要性が非常に高くなります。四谷ゼミナールでは個別指導を通して、一人一人の経験に合わせたアピールのポイントを考えながら指導していきます。